Bye Bye YS-11
トムキャットの完全退役、F-1/T-2の退役とここの所、私世代なんかからすると慣れ親しんだ飛行機が引退していくのは寂しいものです。
遥か以前、航空業界で働いていた頃、引退したDC-8を見たことがあったのですが、飛行機の場合、陸上を闊歩する機械と違い、飛べなくなってしまった姿には実に侘しいものがあります。
それにしても、YS-11はDC-8に似た細く流麗なボディーはある程度歳を重ねた世代には堪らない魅力がありますね。
DC-10あたりから、旅客量を増す目的でワイドボディ化が進んで、最近ではデップリした機体が多いので、そういった経緯をご存知でない方からすれば、YSは華奢に見えるんでしょうね。
DC-3をライセンス生産した旧軍の零式輸送機を踏襲して、近代化したようなアウトラインもちょっとした魅力です。
なんたって携わった人たちが軍用機畑の方々ですから、当然零式輸送機の技術も応用されているのでしょうね。
ともかくも、戦中派がリーダーシップをとり、戦後派が作った純国産旅客機の歴史の1ページが閉じられたことは確かなんでしょうね。
日本の翼YS-11(ワイエス・イチイチ)、お疲れ様でした!!
余談ですが、YSは零戦の型式を真似て番号を振った経緯がありますので、
YSファンは是非イチイチと呼んであげてくださいな^^
零戦21(ニイチ)型をニジュウイチ型と呼ばないのと同じ屁理屈ですね^^;;
そうそう、いつも聞いているねとらじの「TYPE75のAFVつくろう」DJのTYPEさんも、1/144ハセ・YS-11を作りながら実況されるようなので、ご興味のある方は聞きにいってみてネ!
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by zuika-ku | 2006-10-04 00:03 | 戯言