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ハセガワ 1/32 Me109E その3.5

エンジンの考証地獄にハマってて工作は全然進んでませ~ん。。
一応機体はE-3にすることに決めたので、考証も楽になったんですが、
エンジンには、まだちょっと手を入れられない感じです。

概略すれば、Me109E-3のエンジンは、
DB601A-1(初期型)
DB601A-1(後期型)
DB601Aa(輸出型)、DB601Aという表記もこの型なのかな?
の3種類があるらしいんですが、まぁ、コレが曲者なんですね。

Aaは日本陸軍の飛燕に搭載されたハ-40の元になったやつですね。
ハ-40はDB-601Aaのいわゆるライセンス生産品ですが、補器の位置や細かな部分が違うようです。
スイスに輸出された109Eのエンジンも恐らくこのAaなのでしょう。
E-7やE-8なんかにも詰まれていた実例もある(トロピカル・フィルター装備による吸入効率低下や、低空での空戦が多かった砂漠仕地域では離昇出力の高いこの型が好まれたようですねぇ:キャブレターをいじくって離昇出力を上げて、全開高度を下げている=離昇時の吸入圧制限を取り払っている。)
らしいんですが、
基本的にこいつは、601Aの初期型もしくわ輸出型と考えてよいみたいです。
つーことで、、、今回こいつは眼中に入れなくていいようです。

でもってA-1、、、、、、。
ようするに、こいつもAa同様キャブレターをいじくって性能アップを図っているんですね。
つまりトルコン式過給器の静翼枚数を13枚(動翼はココの記事その3で書いたように12枚のまま?)に増やして、
全開高度を4000m(初期型)から4500m(後期型)にして、馬力も20馬力程アップしてるんですね。
ココから簡単に察すると、、外観から初期・後期の判別は付かないってのが現時点での結論なんですが、、
ホントにそうなんでしょうか?

トルコン式過給器ってのは、高度による気圧をアネロイドでもって測ってフルカン接手に伝えて過給圧をコントロールしているので、全開高度が上がったのなら、ココの機構も変わっているはずなんです。
うーーーん、、でもココが変わっただけで補器の外観が変わるとも考えにくいんですね。
単純にアネロイドを交換したり、初期型のを調整するだけで済んだかもしれないんですけどね、、、。

つーかね、、このトルコンのフルコン接手やらアネロイドが入ってる補器ってのはクランクケースの中に納まってるらしいんで、ネット某所の方々の仰る通り、外観での判別は不可能なんだと思うんですが、確証はないんですねぇ。。。

このイラストの赤い色で断面の記されているドーナツ型の部分が、
アネロイドで、その前側にある薄紫色のがインペラー(動翼)で、その外側にあるのが、
枚数が増やされた静翼ですね。

ネットで検索して、ここで(#5996)で聞いてみて、手元にある和書で調べて、
ハ-40(飛燕関係)の和書紐解いて、、、もう私には考証の限界がきちゃってます(´・ω・`)

詳しい人教えて~!!(マジで!!)
じゃないと、、洋書買っちゃうよぉ~w

  by zuika-ku | 2007-04-28 23:45 | 1/32 航空機

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